●(A13) 秋の夜 あきのよ 〇のきばにゆらぐ

 表題:秋の夜
 読み:あきのよ

 収録:(A)大特撰樂譜 395 成樂會 1926(T.15).11.25 ◎[A2-31] Copy=[P35]

 記譜:齊聲又は同聲四部合唱(伴奏付き) ヘ長調 4/4

 インチピット:ソ|ドミソソ|ソファミレ|レレレソ

 曲:シュルツ,ヨハン・アブラハム・ペーター(Schulz, Johann Abraham Peter)(1747-1800)[ドイツ]
 編曲:守安省
 詞:犬童信蔵


[詞] ※新大特撰樂譜 395より

1.軒ばにゆらぐ風鈴(すず)の音にも 涼しき秋のひびきつたへ
  澄みゆく月の影を見れば そゞろに忍ぶよ遥けき戰場(いくさば)
  まさきくいませや 皇國(みくに)の益荒雄(ますらを)

2.草葉にすだく虫の音にも ふけゆく秋の調べそへて
  とわたる雁の聲をきけば そぞろに忍ぶよ遥けき戰場
  まさきくいませや 皇國の益荒雄

  注)まさきく=真幸く(つつがなく)


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